M-06 の「減速激巻き」の原因がわかったかも!?
ステアリング舵角を入れた状態でスロットルを戻すと
ダイアゴナルロール姿勢になり巻き込むのは「曲げモーション」の1つ(タックイン)で
RRのM-06だと35:65の重量配分もあって
基本的に強めのアンダーステアにバランスさせたサスペンションを
ステアリング&減速を使ってダイアゴナルロール姿勢に入れてバランスを崩して曲げるんだけど、、、
・フロント&リアタイヤを同じコンパウンドを使った場合
・高速領域で荒いステアリング操舵した場合
・目一杯曲げモーション掛けて振り回した場合
フロントOut側タイヤが引っ掛かって「軸」になり一気にスピンモーションに入っちゃう
タイヤグリップが大余りのRC
FFなら一発でコケるんだけど
RRのM-06は
フロント荷重が少なく
且つフロントにブレーキが掛からないから
コケる事は無く一気にスピンします
この「激巻き」対策で
・ピッチング量を少なくするためにフロントスプリング レートUp
・スプリングレートUpで高くなりすぎるフロントロール剛性を下げるためにスタビライザーレートDown
・ダンパー減衰力を高める
ピッチング量を減らしピッチ&ロールスピードを遅くしてダイアゴナルロールを抑えていましたが
フロントスプリングが硬すぎてピッチングしないから曲げモーションが掛けにくいし
車が曲がるタイミングがピンポイントで
・ハズすと激アンダーで曲がらない
・決まると一気に曲がる
・やり過ぎると激巻き
が紙一重でメチャクチャ難しい
サスペンションセッティングでバランスさせても
ちょっとパワーを解放すると、また激巻きが始まる
サスペンションセッティングの問題じゃないっぽいなぁ~
って考えて
机上でダイアゴナルロール姿勢を作って
目一杯押し込むと
この状態までダイアゴナルロールが進んでやっとシャシー接地
この姿勢だとリアのIn側が完全に浮く!
しかもまだフロントダンパーのストロークが余ってるよ、、、
実際に激巻きの時はリアが浮き上がるのが見えるから
フロントサスペンションの縮みストローク過多が激巻きの原因っぽい
ご丁寧にシャシーもフロントサスペンションメンバー付近から前は持ち上がっていて最低地上高が大きくなってる
ダイアゴナルロール過多をスプリングで抑えるのは他への影響が大きいから
ストローク規制してリアがIn側がリフトしないようにします
フロントダンパーをバラして
バンプラバー&パッカーとして
ゴム製の内径3mmの配線通しグロメットをダンパーシャフトに入れて組んでストローク規制
ガッチリ押さえ付けて
ダイアゴナルロール姿勢にしてみると
フロント縮みストロークが減るのでリアIn側が接地を保つ
コレでテストして
「激巻き」が出なくなれば
フロントスプリングレートを下げて曲げモーションの掛かりも良く出来ます~
また一歩前進出来るかもしれません~
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