昨日は午後から6時間練習とスプリング&ダンパーのセッティング出しに行ってきました~
コレばっかりは走らせながら探るしかないから現地でバラして試行錯誤
時間掛かるなぁ
今回からリアタイヤを変更
摩耗してスリックになったフロントタイヤ合わせて
リアタイヤにも摩耗が進んだタイヤを選択してバランスを整える
前後タイヤグリップのアンバランスでセッティングの方向性を間違えないようにします。
まずは、
前後ロール剛性バランスの修正
ロール剛性を
フロントは低く&リアを高めに設定するのはFFのサスペンションセッティングの基本なんだけど
余りにもフロントロール剛性が低くて
旋回中の姿勢がフロントOut側を深く沈めて
リアのIn側が浮き上がったダイアゴナルロールが強い
「フロントのロール剛性を高く」or「リアのロール剛性を低く」すれば旋回姿勢が良くなるんだけど
駆動輪でもあるフロントのスタビライザーを硬くする事はトラクションを損ねるので
スタビライザーはあまり触りたくない、、、
それならば
バウンス系のフロントホイールレートがリアホイールレートに対して低いから
手っ取り早くフロントのスプリングを硬くしてダイアゴナルロール対策して走らせてみる
フロント
ミディアム(黄)→ハード(青)
フロントのレスポンスは良くなりロールが減って悪くは無いんだけど
クリップ付近で引っ掛かるように減速する、、、
しばらく周回して様子を見ると
クリップ付近で前後インリフト気味になっているからダイアゴナルロール対策はOK
フロントタイヤの仕事量が増えて曲がりは良くなっているし
目一杯振り回すと簡単にコケるようになったからフロントのグリップは良くなった感じ
ただしフロントタイヤがインリフトしちゃうからトラクションが抜けたり掛かったりと不安定
2パック目は
先ずはインリフト対策として単純にアクスル重量を増やしてみる
ホイールナットをアルミ→スチールに変更
アクスル系の重量増しはロールセンターからのアームが長いから
バネ上の重心位置から上の軽量化より効果が大きい
コレで走らせてみると
インリフトがだいぶ収まってフロントの接地感が戻ってトラクションも回復
車の動きはもちろん変わらず
減速一次旋回前半で回頭性が弱くなってるし
後半での減速感が強い
やっぱり全体的に曲がらなくなってるよなぁ
初期アンダーから舵角過多になって
クリップ付近でフロントの曲がりが強くなって
リアが負けてスリップアングルが深くなって転がり抵抗が増して減速
パワーONでトラクションは掛かるけど
リアに荷重が移るほど逆スキッド角の作用でリアOut側ががっちりグリップするから
加速二次旋回はアンダー強めのド安定
って感じ、、、
悪くは無いんだけと
やっぱりちょっと違うんだよなぁ
3パック目は
充電待ちの時間にアライメント調整
リアトゥをin 0.2°→ in0.8°に変更
リアを粘らせる方向
タイヤが温まるまでの数周の間はマトモに周回出来ない程オーバーが強いのはちょっと厳しい
し
初期アンダーの後に曲がり始めると
リアを振り出し気味になって転がり抵抗が増えて減速してる
先々のレース出場を考えると1周目から走れないと勝負権を捨てたのと同じ
慣れれば何とかなるし リアトゥが薄いからストレートの伸びも良いんだけどねぇ
走らせてみると
まぁ予想通りのリア安定でイージードライブだけど
もちろん加速二次旋回でのアンダーか強くなって曲がらない
4パック目
フロントスプリングのレートUpはハズレ判断でリアのスプリングレートを下げる方向でダイアゴナルロール対策に切り替える
フロントスプリング
青(ハード)→黄(ミディアム)
リアスプリング
黒白(なんとかハード)→青(ハード)
ノーマルバランスに一度戻して様子見
流石はメーカーセッティング
ジオメトリー設定は不思議仕様だけど
スプリングレート設定は絶妙(笑)
減速一次旋回の初期アンダーは残るけど
クリップの旋回姿勢はかなり改善
加速二次旋回でスキッド角0だと支えきれなかったリアが程よく沈んで良い感じにスリップアングルが付いて良く曲がるしトラクション抜けも「開け始めのひと転がし」をジワッと喰わせる対応出来る
前後ロールバランスは良好なんだけど
初期アンダーが強いのが残る
原因はフロントのスキッド角変更5°→6°
パワーONでのノーズリフトが増えて高速区間は穏やかになったんだけど
反面パワーOffでのノーズダイブが強くなる
スプリングは最終的なピッチ&ロール姿勢を決める要素だから
ダメなのは過渡領域
つまり、ダンパー減衰力不足で
減衰力不足でタイヤ面圧が高まらないで一気にノーズダイブしているから初期アンダーになっていると判断
確かに
ピッチ&ロールスピードが速くてバネ上がギッタンバッコンしていて
操作で抑え込めるんだけどアンダー&オーバーが多めなんだよなぁ
暴れ気味の出来損ない感が楽しいんだけど(笑)
って事で
ダンパー仕様変更
前後
400番→500番
減衰力Upしてピッチ&ロールスピードを遅くして過渡領域でのタイヤ面圧
を稼いで初期アンダー対策とバネ上を落ち着かせて全般的なスタビリティUp
デメリットは
RCのダンパーはバルブ無しの孔だけダンパーたから
路面不正からの速い周波数入力はブロー出来ないからガンガン突き上げる
カーペット路面の継ぎ目とかには弱くなるかなぁ、、、
ディッシュパイロン対策?
乗ればどのみちブッ飛ばされるから考慮に入れるだけ無駄
触らなきゃ良いんです(笑)
ダンパー仕様変更して走らせると
予想通り初期アンダーが消えてステアリング入力に車が素直に反応
追い舵を入れなくなるから綺麗な減速一次旋回を作れし
バネ上も落ち着いてアンダー&オーバーが少なくなって走らせやすい
かなり良い感触になったのでセッティング方向はOK
このまま2パック走らせて観察して
ダメな部分を探すと、、、
単品のコーナーの加速二次旋回後半でLSDによるトラクションステアが出ている
久しぶりの感触だなぁ、、、
50万番のデフOIL入れたギアデフを思い出すよ(笑)
原因はスプリングレートとダンパー減衰力のバランスが悪くて
ロールが深い&減衰力過多でロールの戻りが遅い事
対策は
スプリングレートUp or 減衰力を下げる方向
減衰力変更は450番なんてOIL持ってないから
スプリングレートを高める方向
ロール&ピッチ量を少なく&スプリングレートに対する減衰率を下げて
今後の高速化と戦闘力Upを考えるとレートUp方向でバランスさせる方を選択
なにより現地でダンパーOIL混ぜて作るのは面倒だ(笑)
スプリング変更は
フロント
黄(ミディアム)→青(ハード)
リア
青(ハード)→黒金(なんとかハード)
青と黒金はほとんど同レートっぽいんだけど
巻き数が多いからちょっとしなやかになるかも?
スプリングレート表をやまさんから頂いているんだけど
感覚優先でセッティングしてるから数値確認は後追い
人間が乗ってないRCなら多少無茶しても怖くない
スプリング変更して走らせると
とにかくド安定(笑)
ロール残りからの不要なトラクションステアも消えて走らせ易い
完全にシャシーがパワーを上回っていて
ライントレース性良い今日のベストセッティング
タイヤが発するスキール音が消えて
ズリズリ音に変わったからタイヤ効率もかなり良い感じ
どうにかスプリング&ダンパーセッティングも見えてきましたぁ~
ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。
にほんブログ村
全般ランキング