午前中はUnlimitedのフライトを見てお勉強
午後はお休みになったのでポーランドチームのスワベックと一緒にフネドアラのフニャド城を見に行くことになりました。
せっかくなので日本ジャッジチームの鐘尾さんと高木さんも合流
遊びに行くなら、みんなで行った方が楽しいでしょ♪
世界選手権はデーヴァなんだけど、住んでいるのは飛行場から15kmほど離れたフネドアラ
フネドアラにあるフニャド城はお家から車で10分くらいで行けちゃいます。
さて、フニャド城ってどんなお城かと言いますと、、、
ドラキュラ伝説で有名なルーマニアの古城の一つで、
吸血鬼のドラキュラ伯爵のモデル「ワラキア公ブラド・ツェペシュ」に縁のあるお城「ブラン城」
(別名“ドラキュラ城”)ではなく、、、
ドラキュラ伯爵(ヴラド公)が幽閉されていた城です。
名称はいろいろあって、フネドアラ城、フニャド城、コルビン城と呼ばれていて
ゴシック様式、ルネサンス様式のお城です。
14世紀にハンガリーのチャールズ1世によって建設された砦をベースに
ワラキア出身のハンガリー貴族フニャディ家の命令で建設が開始されました。
リフォームって言うには壮大な規模だなぁ、、、
小さなズラティ川の川縁にある古い要塞をリフォームしたお城は、
2重壁の要塞、中庭、大きな塔で出来ていていくつかの塔は刑務所として使用されていて、
「ブズドゥガン」って呼ばれる塔は防衛目的のためだけに建てられてます、
つまり、、、本気の戦争用のお城
正面入り口の橋を落としちゃえば簡単には取り付けない自然の城壁で
しかも塔からは弓矢や石、熱せられた油などが降り注ぐ、、、、
中世の戦争って恐ろしい
橋を渡って入城すると
最初の左右の塔は刑務所塔で、中は監獄と拷問部屋、、、
マジで切ったり剥いだり火で炙ったりしていたらしいです。
その先は中庭になっています
石畳は14世紀当時のまま、、、
場内にある案内矢印に従って場内を一周
中庭から1階上がったところに王様のお部屋
意外と入り口から近い場所なんですね、、、
まぁ、コレだけの城壁を持つお城だから中庭まで攻め込まれた時点で負けは決定か、、
王様のお部屋の少し奥にチャペル
町にある教会みたいな細かい装飾細工や壁画は無いけど、歴史を感じますね
更に進むと
服飾工房かな、、、?
塔の内部は木製の螺旋階段です
ぐるっと回って降りてくると
ナイトホール(騎士の間)
当時の鎧や武器が展示されています
西洋の剣は日本刀みたいに「切る」ではなく「質量で叩き割る」って感じですね
槍の先に斧が付いているのは「ハルバード」ってヤツですね、
やっぱり鎧の中に衝撃を叩き込んで骨を砕くんだ、、、
棒の先に鎖でつながれた棘付き鉄球が付いてるヤツは「モーニングスター」ですね
ぶんぶん振り回して相手に叩き込む、、
これはプレートメイルってヤツかな、最初のフルアーマーに比べて軽装ですね
手足むき出し近いから動きやすいけど、、、喰らったら手足砕かれるなぁ、、、
ナイトホールを後にして左記に進むと
鍛冶職人の部屋です
デカいフイゴで炎を上げて武器を打っていたんですね、、、
この部屋トンでもなく暑くなるから重労働だし、職人は大切にされていたんでようね、、
中庭から城壁方向に進むと井戸があります。
近くに河は流れているけど戦争になったら篭城するから井戸は必須
案内掲示板を見ると、、、、
「この井戸は3人の囚人に「水が出たら釈放」の約束で掘らせて、、、」
水が出た後に3人とも処刑しちゃったらしいです、、、コレって書かない方が良くない!?
2重城壁に出てみると
城壁には無数のスリットと穴が空いていて、攻めてきた相手を弓矢で狙っていたんですね
ぐるっとお城を廻ると2時間くらい
中世のお城は綺麗だけど、本当の姿は戦争の道具なんですね
国と国が地続きで国境線(主に河で区切られる)越えれば他所の国
国力次第では戦争で領土が奪われ国が滅びる
そんな大陸の戦いの歴史の一部を見ることが出来ました。
RPGの「剣と魔法の世界」ってホントは恐ろしい世界なんだよね、、きっと
だって、、、お城のお隣にあったのは
「拷問博物館」なんだよ、、、
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