今日でオストルフでのトレーニング最終日、
遠征後半のトレーニングは機体慣熟が主なメニューでした
Swiftに慣れた身体でSoloFOXに乗ると性能が違い過ぎ
入力に対して機体反応が遅すぎて違和感が凄いです。
今日は朝0800から機体を出してトレーニング開始
明日の移動の準備があるのでトレーニングは午前中で終わりです。
最後に飛んだのは懐かしいシーケンス
昔、マクラさんが飛んでいたFree科目を飛んでみました。
Swiftにしばらく乗ってからSoloFOXに帰ってきたので機体特性の違いが理解できました。
Swiftは安定性をかなり犠牲にして運動性を重視の機体で
キビキビと入力に反応して動きますが、
終始フラフラしていて振り回した後にオツリを貰いやすい
それに対してFOX系は安定性が高く設計されていて
ちょっと入力に対して遅い感じがしますが
ロールスピードが遅くて距離を喰う感覚に馴染めなくて苦しんでいますが
「スナップロール系の止め易さ」と「テールスライドの安定性」は抜群
乗り易い機体ですね
運動性は技術でカバーできますが、安定性は機体特性そのままなので
僕はFOXの方が好きですね
安定したセッティングを振り回す方が性に合っています。
トレーニングを終えたら旅の支度に入ります
コクピット内の掃除をして、各部を点検の後に
SoloFOXとSwiftの2機を分解してトレーラーに収める
修理後のSoloFOX分解しながら修理内容を確認していくと
胴体はオリジナルのプロトタイプFOXが残っていないので
量産型複座FOXを流用して新造
プロトタイプと量産機の違いでオリジナルに比べて20cmほどコクピット付近が延びています。
複座機の後席を潰して、そのスペースを使って引き込み脚化は以前と同じ手法
ただしキャノピーはオリジナルを使っているので、胴体形状の変更に合わせてハッチを追加
右翼はメインスパーに衝突時のストレスが加わっているので完全に新造
左翼は無事だったのでメインスパーのみオリジナルから流用
つまり、、、左翼のメインスパーとコクピット内の装備品以外は新造していました
ほとんど新品のグライダーって事になっていました。
機体構造を見ながら分解してトレーラーに機体を収めて出発準備完了
明日は世界選手権の開催地、チェコのズブラスラヴィチェに向います。
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