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NDロードスター 良いねぇ♪

お友達にNDロードスターを試乗させて頂きました!
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試乗場所は伊豆スカイライン、慣らし済みの好条件

さて、、、最新鋭のロードスターは

「良くも悪くもロードスター」でした
“初代へ原点回帰”って前評判はまさにその通り
運動性と安定性のバランスは相変わらずギリギリ
良く取れば「ヒラヒラ」と舞うように走る
悪くも取れば終始「ふらふら」してる

ステアリング初期のゲインが高すぎてペースを上げるほど路面不正で揺すられた時にナーバスな動きをする
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E36カブリオレから乗り換えた1本目はふらふら感が強くて怖い
ってより「コイツ真っ直ぐ走らない?」って感じます

サスペンションはヒラヒラ感を演出するためにダンパーの伸び側が緩いので姿勢変化は大きめ
「マツダ丸出し」の曲がり(回り)たがる旋回マナー
「ブレーキでリア荷重抜いて」なんて雑誌の受け売り信じてブレーキ引き摺ってダラダラ旋回に入れるとトッ散らかりそう
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1,5Lのエンジンはやはりロードスターの伝統

回りません、、、

ピークパワー感を過ぎてシフトUPする瞬間、タコメーターを見ると
レッドまで1500回転以上手前
最後まで回す気にはなりません

電子制御スロットルの開度マップを”早開き”にしてトルク感を作っているので
高回転域で余計に「回らない感」が強調されちゃってます。

ちょっと踏むだけでスロットルバタフライを大きく開くかから街中チョイ乗り試乗だとパワー感ありますが
「3速で旋回して、立ち上がりでフルパワー!」
って場面でのスロットルペダルの空振り感は、、、
脱力しちゃいます(笑)

まぁ、、、ここまではロードスターの悪いトコロ
金もらって書く雑誌じゃないから遠慮無しにコキ下ろします。

じゃあ全部弄って「ビシッ」とさせれば良いか、、、って
最初から中古のS2000買ってレストアした方が安上がりです。

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ロードスターの良い点って「皆が楽しめる車」なんですよね
高回転が伸びない代わりにタコメーターの針が9時から12時の位置にあれば乗りやすいトルク感とレスポンス
クロスした6MTでパワーバンドの維持は容易
「これ以上回したくない感」からレッドゾーンまで余裕があるからシフトミスにも寛容

目一杯ブッ飛ばさなければ「ヒラヒラ感」の範疇で誰でも楽しく旋回を楽しめる
ヒラヒラしてるけどパワーを掛ければフロントが伸びてリアから押し出されて明確なアンダーになるお気楽な特性

出来るだけワイドラインを取ってアクセル少しでも長く開けるように走らせる「小排気量車両の走らせ方」で詰めるのが楽しいスポーツカーでした
積極的に振り回してパキっと曲げてパワーを掛けると僅かにリアを流しながら綺麗な旋回姿勢が楽しめます。

昔走っていたヲヤジはイチコロでしょう(笑)

で、、、「お前的にはどうなの?」って

本籍地はワインディングのこの車、
「当たり」です♪
この車を纏めた技術者の知る「運転の楽しさ」を純粋にストレート伝えてきます。

これは売れて当たり前の仕上がりです♪
後付けしたいパーツは5点式以上のベルトとスロットルコントローラで”早開き”を直したい

エコが流行りの昨今でマトモなスポーツモデルが販売されただけでも喜ばしい事ですね
車高を下げて、バンパー弄って、デカいホイール付ければ”スポーツモデル”って陳腐なヤツばかりですから

ただし、、、価格がねぇ、、、
1.5L、1トンの小さな車が250万円~
乗り出し300万円かぁ、、、
高いよ(笑)


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