E36 M3 フロントスプリング仕様変更(スプリング固有振動数 vs 有効ストローク) インプレッション

今回の仕様変更は、、、
レートだけ見ると変更無し、
スプリング固有振動数で見ると重いスプリングでゆったりとした動き
スプリングの耐荷重で見ると限界は1.8G程度に低下
縮みストロークは-18mm
バンプタッチしていない脚をバンプラバーで止める脚に変更
純粋にスプリング仕様変更を知るために減衰力も変更無し

この変更がどんな足回りになるのか?
さァ、、、?見当もつきません(笑)

せっせと組み上げて、2柱から降ろした姿は何も変わりません(笑)
SWIFTよりXコイルの方が初期レートの立ち上がりが良いので車高が上がると思いきや、
xコイルの方が自由長が2mm短いのでどうやらチャラになったみたいです。

ガレージから家への移動じゃ「なんか少し落ち着いたか?」程度の感覚でしたが、、、
チョイ乗りじゃ比較なんて出来ないので、週末に箱根周遊&群馬への深夜ドライブに連れ出してみると

激変しています、、、
正直、ココまで乗り味に差が出るとは思っていませんでした

カタログに載っている諸元から見た変更はスプリング重量が増えただけですが
乗り心地は全く別の脚です。
路面から入ってくる入力が少なくなっています。
ボディが動かず脚だけ動く感覚が強くなり、アスファルトパターンノイズ、路面のペイント、小さい段差を通過する時に伝わってくる「こつん感」が半分位になっています。
「2部山以下のタイヤを新品交換」位の体感差、
サスペンションからボディへの振動伝達が少なくなり滑らかな感覚です
メインスプリングの変更なのでプライマリー、ヘルパー領域の特性まで一緒に変化していますね、、、

ペースを上げていくと体感差は良い方向に作用して、
同じ減衰力でも跳ねないので不要な姿勢変化が少なくピッチ、ロール共に安定していてタイヤの接地荷重変化が少なく安心感あります。
ぐーーっと荷重を乗せて姿勢を作った後は「ひたひた」と脚だけが動いてボディの動きはゆっくり
かといって、柔らかい訳ではなくシッカリとスプリングに乗っている感覚

粘っこい接地感(見方によってはダルい動き)速度を上げるほど跳ねが少なくなるような今までとは逆の感覚、
しばらくの間は”ねちょ~っ”とした接地感覚と”うにゅ~っ”とした動きに「ナンダコレ??」でした。
姿勢変化を抑えて面圧を保っているのでトータルでの限界は上がってますね、、、

バンプラバーに乗る感覚も実測&計算上だと柔らかい先端部分を潰しながら乗っかっている筈ですが
あんまり違いを感じません、、、
旋回中の外脚荷重はトリプルスプリングで強化スタビライザー並みにロール剛性を高めているのでバンプタッチの影響は小さいようです。

重いスプリングは跳ねなくて乗りやすいのが最大のメリットです。
振動の少ない一定の接地感は走らせていて気持ち良いです。

で、デメリットですが、、、、
やはり大きめの路面不正を通過する時は、バンプラバーを追加した分だけ+αの硬さが出ますね、
スプリングストロークが不足気味なだけにストローク後半のレートが固くなる領域に掛かっている影響かもしれません
サーーーっと走っていて、急に「ズシン!」と入力が来るので、余計に強く感じます
まァ、喰らう程の路面不正は「悪意を感じるほどのギャップ」なので、遭遇確率は低めですが、、、
この部分は今後解決したいです。
同じ路面不正をSWIFTの方が上手く逃がしていたので、X-coilのデメリット耐荷重不足はココに現れています。

事前の考察とインプレは大体一致しているので、大外れは無さそうです。
素線が太く長い「重いスプリング」を使えば同じレートでも運動性はマイルドに、乗り心地は振動伝達が下がって上質な方向に変化
耐荷重(ストローク)は路面不正からの入力に対するマージンで、可能な限り大きい(長い)方がスプリングに蓄えられるのでボディに強い入力が伝わりにくい
って事ですね。
まァ、以前からよく言われている事象ですが改めて自分で確認が出来ました。

昔、「ジャグワーとかロールスロイスは長いスプリングにプリロードがガッチリ入っている」て聞きましたが
上質な乗り味を作るために、素線が太くて長い重いスプリングを採用して路面からの振動伝達を抑えたのかもしれませんね、
「重いバネ上重量、低めに抑えたバネ上固有振動数、ロングストローク設定」は乗り心地が良くなる条件で
「素線が太くて長い重いスプリング」で路面からの振動伝達を抑える効果があるので「上質な乗り味」を作れるようです
たった5inchのスプリングの重量変更でハッキリと体感できる程の変化があったのは驚きでした

次回は重くてストロークのあるスプリングに変更して、突き上げ感対策をしてみます。
オーリンズ標準のアイバッハ、クワンタム標準(推奨)のNova、良いと呼ばれるサスペンションには重いスプリングが採用されていますね


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