E92 M3を考えてみると

「E92M3」って原点回帰なんじゃないかなぁ、

そもそもE30-M3はレースに参加するためのホモロゲーション車両、
基本的なコンセプトは、絶対的なパワーよりも、重量バランスの良さを生かして運動性能で勝負した車。
E30系は基本設計は4気筒を搭載する事を前提に作られたシャシー、
M社の技術力でパワーを求めるなら大排気量の6気筒を搭載することも可能たったはず、
運動性重視の基本設計

E36&E46-M3は、E36系のシャシーが6気筒搭載を前提に設計されている高速安定性を求めたロングホイールベース&ナロートレッド、
基本設計が6気筒搭載シャシーだから増えた車重に対して3L級の6気筒も重量バランス的には問題なし、
欠点は長いエンジンと車体で重心位置は(51:49付近で若干ノーズヘビー)で良好だけど、重量物が前後方向に散っているから、慣性モーメントが大きくゆったりした重い動きになりやすい
(対策でキャスター角を増やして転舵キャンバーを大きくしたのかな?)

E46は基本的にはE36シャシーの焼き直しで、重心位置の変更(49:51ここからテールヘビー) 
エンジンパワーUP(ほとんど執念、、、)とボディ補強、
運動性を向上するためのワイドトレッド化、
E46後期から始まった重量分布の改善、
前期型との大きな違いは前後バンパーレインフォースがアルミからドライカーボンに変更されて慣性モーメントを減少させている
M3 CSLは今思えばE92のテストケースとも考えられます

E92はさらにハイパワー化を進めていくけど、すでにスモールブロック6気筒系は限界 
ムリが祟ってE46M3でメタルが原因で街乗りしていてもエンジンブローが発生する始末、
E92から排気量を増やす事と運動性向上にエンジン全長が短く重量分布的に有利なV8を選択、
(既にBMWレースカーはE39M5のV8ベースで運動性と出力のバランスは実証済み)
ワイドトレッド&重心位置の適正化、重量分布の改善(マスの集中)、、まぁ昨日の日記の結論

今の時代背景も周りのライバル車より少ないパワーだけど運動性能に優れる、、、
ほら、原点回帰(笑)
基本はシャシーなんですね~
M3はドライバーが高い運動性を引き出して走らせる事を根底に考えられていると思います。
ハイパワーが取り柄じゃないんですよね
エンジンばかりで評価しちゃシャシー屋さんが可哀相です。


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