ツーリング難しい、、、
4WDでもともとトラクションあるから簡単に走るようにはなるんだけど
「速さを作る」となると上手くいかない
トラクションに甘えてヌルいセッティングだと全然速くならない
パワーソースが同じワンメイクレースみたいな物だから効率勝負なんだけど
転がり抵抗を削った状態で直線と旋回を両立出来るアライメント&ジオメトリがなかなか見つからないッス
TA08はロール剛性のセッティングが出来ないとなかなかツラいので
スタビライザーを追加します〜
コレでスプリングによるピッチ&ロール剛性セッティングに加えて
独立して前後ロール剛性セッティングが可能になるのでセッティング幅が広がります
起点となるピッチ&ロール剛性をスプリングで作り
スタビライザーで前後ロール剛性の補正をします。
つまりスプリングで作るのはピッチング剛性が主で
スプリングで作られたロール剛性を補正するのがスタビライザーの役目
「スタビライザーを付けるとロールが減る」は副次的効果で
「スタビライザーで前後ロール剛性バランスを調整する」が主な目的
オマケとしてロール剛性が高まる事でダンパー減衰力を下げる事ができます
僕は基本的にスプリングはフロント<リアのバランスでホイールレートを作るので
どうしてもフロントロール剛性が不足して減速旋回時のダイアゴナルロール(斜めロール)が深くなり
「減速巻き」しやすくなるので
スタビライザーでフロントロール剛性を高めてロールを支えて荷重が集まるフロントOut側の対角にあるリアIn側の接地荷重を保つ必要があります〜
コレでダンパー減衰力が低い状態でもピシッと座るはず!?
スタビライザーにより
好みのピッチ&ロール剛性に調整出来る効果は大きいですね
フロント荷重と操舵次第でヨーを呼び出して好きな姿勢と曲率で減速旋回
パワーONで弱アンダーに変化するので
トラクションが掛かりヨー運動を止めて前に滑る
扱い方が難しそうに見えますが セッティングでステアバランスを整えてしまえば運動操作はシンプルで簡単
「スローイン ファーストアウト」って基本を守るだけ
4輪で旋回してバチッとトラクションを掛けて立ち上がる
綺麗な4WDドリフトが楽しめます〜
やっぱりスタビライザー使わないと無理でしたぁ(笑)
基礎セッティングが完了したので、ヤマさんに納車
初の4WDツーリング 勉強になりました
ありがとうございました!!