主要な部品の分解&掃除が終わったら組み立てに入ります
ドライブシャフト
全体の埃、油汚れ、古いスレッドコンパウンドを落として
ジョイントブーツに傷みが無いかを確認したら
スプラインにスレッドコンパウンドを塗布
ハブとホイールの当たり面の錆落としと古いスレッドコンパウンドを落として磨いてスレッドコンパウンドを塗布
ブレーキローターの当たり面の錆落としと古いスレッドコンパウンドを落として磨く
ベアリングインナーレースの当たり面を磨いて圧入する為に薄くグリスを塗る
ベアリングケース
ベアリングアウターケースとの当たり面を磨いて圧入する為に薄くグリスを塗る
準備が出来たら組み立て開始
組み立ては手順さえ間違えなければスムーズに進みますよね
レストア&修理で一番楽しい工程です♪
⑧ ベアリング圧入
ベアリングリムーバーをインストーラに組み換えて、新品のベアリングをケースに圧入します。
インストーラの並び順はこんな感じ
左が車両内側
右が外側
センターボルトに圧入する力を受ける円筒とお皿を被せて
車両内側からベアリングケースを通す
ベアリングをケースに当てて、圧入&ナットを受ける皿を掛ける
最後にワッシャ2枚を組んで32mmの高ナットで締めこみます。
センターボルト、ワッシャ、ナットにはモリブデングリスを塗布して工具を保護します。
皿の選び方は現物を見れば一発ですが
皿はアウターレースを押すお皿
リムーバーの逆向きに組み合わせます。
ベアリングをケース真っ直ぐに当てて軽く押し込んでからインストーラを組んでデカいレンチで締めると
「こんこんこん、、、」
って良い音しながらベアリングが圧入されていき、
圧入が終わったらインストーラを取り外して、
抜け止めのスナップリングを入れてベアリング交換完了です。
⑨ホイールハブの圧入
続けてホイールハブの圧入です。
これもインストーラを使ってハブベアリングに圧入します
並び順はこんな感じ
左が車両内側
右が外側
ハブベアリングのインナーレースが圧入する力を受けるお皿を選びセンターボルトを通します。
車両のハブベアリングにセンターボルトを通してホイールハブを通す
ホイールハブに圧入力を伝えるハブセンターより大きいお皿を組んで
最後にワッシャ2枚を組んで32mmの高ナットで締めこみます。
センターボルト、ワッシャ、ナットにはモリブデングリスを塗布して工具を保護します。
円筒が一緒に写ってますが使いませんでした~
ホイールハブをベアリングインナーレースに当てて軽く押し込むと落ち着きます。
後はインストーラーを組んでボルト&ナットを締めれば、
あ、、、
サイドブレーキ組み忘れるトコだった(笑)
サイドブレーキを組んでホイールハブを改めて圧入
これで圧入作業は全て完了ですね~
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