E36 325i Cabriolet 【バンパー割れ修理】

今日は325i Cabrioletのバンパー修理
日常の過酷なミッション「母親のお買い物のお供」でスーパーの車止めと戦い続け
先日、僕が伊豆スカイラインで遊んでいてトドメを刺しました。

ゴメンね、、、

って事で割れたバンパーを修理します

まずはバンパーの取り外し
フロントフェンダーインナーのスクリューナットを取り外して
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フロントフェンダーインナー下のアンダーカバーを固定しているスクリューナットを取り外す

バンパーモールと作業の邪魔になりそうなナンバープレートを取り外して
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バンパーモール裏のナットx4を取り外して
バンパーを前方にすこし引き出して
適当な台に乗せる
バンパーと車体の間に手を入れてフォグランプと外気温度センサーのコネクターを取り外したら
バンパー取り外し完了!
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バンパーを取り外して見ると下側からガツガツ当てられた痕跡多数
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アンダーカバーのハンプ(空力処理)なんか穴空いちゃって「無い方がマシなんじゃない!?」ってほど

バンパーは以前にも割れて一度修復されていますね~
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修復方法は板金屋さんが樹脂バンパーの割れを繋ぐオヤクソクの方法、
加熱したホッチキスの芯みたいなヤツで樹脂バンパーを縫合してます。
今回で縫合が剥がれて割れが再発したんですね

割れた箇所をざっと掃除して
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エポキシの接着力を高めるために400番のペーパーで表面を荒らして足付け

バンパーの材質はABSっぽいから接着&塗装の相手としては最悪、、、

接着しても剥がれるから小さな金属パッチを作って裏当てにして
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最初にエポキシ接着剤で位置決めして固定です
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エポキシが固まったら
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木を裏当てにしてドリルで穴あけ、
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ブラインドリベットを打ち込んでせん断応力をリベットに持たせます。
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エポキシ+リベット固定だぜ!
ロータス社と同じ工法を採用(笑)
たしかにバックヤードビルダーでのパネル締結方法としては最強かも!?

位置決めが出来たら補強として裏面にFRP施工
接着力重視で贅沢にもエポキシをバインダーに選択
高いんだよなぁコレ
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電子計りを使って正確に混合です!
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樹脂を練ったら
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FRPマットを軽くほぐして一気に含侵して刷毛で叩くように脱泡
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2プライも入れれば十分ですね~

含侵が終わったらドライヤーで樹脂を加熱して硬化させます。
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ついでにバンパーが変形してフェンダーラインが曲がっているので
ドライヤーで加熱しながら修正
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これが熱量不足で意外と大変 ヒートガンがあれば一発なのに、、、

加熱による樹脂の硬化が始まって
固まってきたタイミングでバリをカッターで切り落とす。
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このタイミングでのバリ取りが一番簡単です
完全硬化しちゃったらカチカチで加工が大変だし
下手に削ればガラスの粉が舞ってチクチクになっちゃう
半硬化なら良く切れるカッターでサクサク切れるから後始末も簡単♪
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追加作業でバンパーホルダーも取れかかっていたから 補修穴を使ってタッピングスクリューで固定です、
ちょうど良い長さのタッピングスクリューが無かったので
長いヤツを通してマーキングして
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必要な長さに切断して
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締め付ければ補修完了
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エポキシ樹脂がだいたい硬化したら組み立て開始
バンパーの割れ部分は幸運にもフロントスポイラーの裏だからパテ埋め&塗装は無し♪
FRP補強で埋まってしまったフロントスポイラー取り付けスクリューの穴をドリルで空けて
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フロントスポイラーを取り付けて
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バンパーのチリはサイドホルダーの位置を調整して高さを調整
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一気に組み立てて作業完了
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バンパー下のアンダーカバーは全損状態だったので修理不能
現状だと空力は最悪の状態
このままだと高速域でフロントがリフトするなぁ
後日、中古部品を探すか自作します~

今日はここまで♪

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