燃料計が動かなくなったM3
燃料レベルセンサーを取り外して分解清掃したら
可変抵抗のブラシが朽ち果てて無くなっていたのが故障原因でした。
もちろん新品部品交換がシンプルで確実だけど、、、
「俺はチェンジニアじゃねぇ これでもエンジニアの端くれだっ!」
って事で現物修理します。
まぁ、、、
単にお金が惜しくて新しい部品買えないだけ(笑)
だって、、、
「フロート付き可変抵抗&ホース繋いだだけのジェットポンプ御一考様」が社外品でも15000円以上するんだよ!
とりあえず可変抵抗が生きていることをテスター当てて確認
テスター繋いで可変抵抗の端子を撫でると一通り抵抗値は出てるので可変抵抗は生きてます。
適当な素材使ってブラシ作れば治せますね
昔のラジコンの「無段変速スピードコントローラー」と同じだから楽勝です♪
電気系道具箱をゴソゴソ探って
小さい平型端子を見つけたので、これでブラシ作ります
ブラシホルダーにマーキングしてピンバイスで穴あけて
平型端子を折り曲げて突っ込んでフロートで挟み込んでみると
ピッタリ♪
あとは当たりを調整しながらブラシ形状に曲げる
仮組みしては当たりを調整して
フロートの自重で自然に下がるように設定
当たり調整が済んだら、テスターを当てて動作確認
ちゃんと抵抗値出てるのでブラシとしてバッチリ機能してます
今考えると
その辺にあるマブチモーターをバラしてブラシを流用すれば簡単だった、、、
後は基盤を通さずにコネクターのラインに直結すればOK
直結ハーネスに求められる要件の
「錆で朽ち果てないで柔く導通のある素材」
を探して電気道具箱を探って、、、
極細ステンレスワイヤーを発掘!
自作ブラシとコネクターラインにハンダ付け♪
部品が出来たので組み立てて動作確認
長めのステンレスワイヤーで引っ掛かり無しでスムーズに動きます。
ついでに可変抵抗のスライドをコンパウンドで磨いて酸化皮膜を落とす。
テスターをコネクターピンに繋いで最後の動作確認
燃料レベル最低で10Ω
燃料レベル最高で250Ω
って感じかな
これで燃料レベルセンサーの修理は完了!
修理した燃料レベルセンサーユニットをM3に取り付け
全部品を掃除して組み立てグリスとしてシリコングリスを薄く塗り伸ばす。
これで次にバラす時も張り付かずにすんなり取れる
燃料レベルセンサーユニットを燃料タンクに入れて樹脂リングで締める
燃料リターンホースとジェットポンプホースを差し込んで新しいホースバンドで固定
センサーコネクターを差し込んでアクセスパネルを締めて
リアシートを取り付ければ取り付け作業完了~♪
早速、キーをACCまで回して見ると
燃料計復活!
厳密に考えれば
ステンレスワイヤーの分だけ抵抗値がズレるけど所詮は「陸の乗り物」だから気にしない
燃料0の状態から20L入れて 燃料計指示も大きな誤差は無さそうだからこれでOKでしょ
走行距離と燃費傾向で残燃料計算は掴んでるから実用には問題無し~
動力系 全機能回復しましたっ♪
修理費用は、、、
・平型端子 オス1個 10円以下?
・極細ステンレスワイヤー 10cm 少な過ぎて価格不明
・ステンレスホースバンドx2 650円
全部で700円以下でした~♪
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