おはようございます
今日は2019年最後のグライダー曳航です
さっそくお天気を見ると、、、
地上天気図では
日本の東の海上に前線を伴った低気圧があり
大陸から高気圧が張り出してきて
日本付近は冬型の気圧配置となっています。
日本は高気圧に広くおおわれて晴れていますが
大陸からの北西風により日本海沿岸部は雨または雪になっています。
衛星画像を見ると
日本の東の海上に低気圧と前線に伴ったまとまった雲が見られ
大陸から吹く冷たい北西風による筋状の雲が日本海に見られます、
レーダー画像を見ると
日本海沿岸部に降水が見られます。
今後の天気推移は
今日から明日に掛けて低気圧の東進に伴い冬型が緩み
高気圧におおわれて強風は弱まり良天
明日の昼頃からは高気圧の後面に入り天気は下り坂となります
850hpaの高層天気図を見ると
日本の東には低気圧に対応した湿域が広がり
日本沿岸部には大陸からの北西風による湿域が掛かっています、
-6℃の寒気は関東付近まで南下して冷え込んでいます
上空の風は北西の風20ktとなっています
700hpaの高層天気図を見ると
-12℃の寒気は850hpaと同じく関東付近まで南下しています
700hpaでの風も北西で40ktとなっています
板倉付近の天候確認として
成田のMeterとTAFを確認すると
0530時
北北西の風 9kt(5m/s)
視程10km以上
1/8の積雪が3000ft
気温0℃
露点-4℃
TAFを確認すると
28日0205発表の28日0300~29日0900の予報
北北西の風7kt(4m/s)
視程10km以上
1/8の雲が3000ft
天気予報を見ても
1日を通して良い天気ですが
最高気温は10℃
風は1日を通して北西でお昼過ぎに最大7m/sが予報されています。
今日は1日VMCでフライト可能ですが
強い北西の風が予報されているので注意が必要ですね
上昇気流の予報を見ると
エマグラムでは
5000ft付近で気温逆転層が見られ
風は地表から上空まで一様に北西風が吹き抜けている
気温と露点が離れているので空気は乾燥しています
サーマル上限高度を見ると
板倉周辺は3000ft付近まで上昇する予報で
サーマル上昇速度は
板倉周辺では3~4m/sですが
強風により水平方向のシアー成分が強く荒れた難しいサーマルになりそうです
風の衝突や干渉による上昇気流成分を見ると
地表付近の風は北西風が吹き抜けている状態で平野部では20~22ktが予報されていて
上昇気流成分を見ると
風に直角方向で帯状の上昇気流が予報されています
強くて一様な北西風が山に当たり波状の上昇気流(ウェーブ)の発生が予報されています
ウェーブは気温逆転層を底として波を作るので1300時で下限が5000ft以上になります。
エキスパートパイロットは、
サーマルで昇って山岳部に入りウェーブに乗り移るフライトが楽しめそうですね
ハスキーを格納庫から出して離陸前点検と朝の試運転
既に北西風が吹き初めて左クロスで5~6m/sって感じですね~
土手越えの乱流がイヤだなぁ
1日飛んでみて、、、今日は厳しかった
北西風でR/W33で運航して
風向きが悪くて最大で270度から8~10m/sの左60度からの横風でグライダー曳航
60度の横風で8m/sだと横風成分は 7.2m/s
自分の技量限界です
ハスキーの実証された横風限界は15mph(6.7m/s)だから0.5m/s記録更新ですね(笑)
実際にここまで横風成分が強いと
いつグランドループしたり風下側にひっくり返ってもおかしくない挙動が出ます。
一番怖い時間はクラブとウィングローを併用して誤魔化しながら接地させて風上1輪で滑走させて減速させる時間
尾輪が下がる瞬間は風見効果を打ち消す風下ラダーを一杯踏んでも機首偏向か止められずに風上にグランドループに入り掛ける
ほぼ操縦不能状態
土手越え乱流の縦渦による下降気流で地面に叩き付けられそうになったし、、、
1日で何回も「事故るか、、、」と思った
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