薪ストーブ 煙突の追加コーキング

今日はようやく晴れたので煙突のメンテナンス
煙突が完成して10ヶ月経過
2シーズン目に入る前に修正です

今回、修正箇所は「雨漏り」

普通の雨なら雨漏りしませんが
先日の台風による暴風雨だと煙突を伝わって1分に一滴位のペースで漏れます。
雨漏りの量は少ないけれど確実に建物を痛めるので対策します。

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台風の強風を恐れて短くした「夏仕様」の煙突
あの暴風雨を耐えたなぁ

とりあえず、煙突トップとストームカラーを取り外す
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今回の雨漏りの原因はたぶんココ
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ストームカラーのガスケットを外して内側を見ると雨水が通った痕跡があります
雨が通って埃が付いて黒い筋になってます。

煙突フラッシングも取り外して中を見ると
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煙突に雨水が通った痕跡が残っていますね、、、
縦に白っぽい筋が雨が流れた跡

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煙突内部は作り込んだ甲斐あって、
10ヶ月位じゃ全く変化なし

煙突フラッシングが乗る面に水が残っていたので
水切りアングルの裏から強風で雨が吹き込んだって事になります。

まずは煙突フラッシングを組み立てて
今までストームカラー頼りで開口していた煙突取り合い部分をコーキングで塞ぎます

スポンジバッカーを煙突に張り付けてフランジ形状を作って
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煙突フラッシング側には養生テープを貼って、
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簡単なジグを作って不要な部分を切り落とす
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スポンジバッカーにジグを当ててジグと一緒にカッターを走らせれば
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綺麗に等間隔で切れます
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煙突は温度で伸びるので、単純にコーキングを打つと温度が上がった時に切れちゃうので
煙突側にコーキングを接着させて
煙突フラッシング側は養生テープを使ってコーキングを接着させない方法です
リップシールをコーキングで作るイメージです

煙突フラッシングの水切り部分は
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隙間が深いので丸バッカーを入れて打ち込み厚さを調整
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打ち込み深さはだいたい8~10mm位にします

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バッカーを入れたらマスキングテープを貼って準備完了

マスキングが完了したら道具の準備
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左から
・ネタ置き
・バッカーヘラ
・金ヘラ
ネタ置きはコーキングを均した時に出る余ったコーキング材を仮置きして、ヘラを掃除するために使います
コレが無いと仕事にならない

バッカーヘラは今回の主役
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固めのスポンジにゴムが貼ってあるヘラです
これが一番簡単なヘラで、例えるなら
「オートマ +4WD +トラクションコントロール」
ちょっとコツを掴めば綺麗に均せるヘラです

金ヘラはいつも使っていますが、
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今回は補助
何かと使えるので、「御守り」ですね
ちなみに金ヘラは一番難しいヘラで
「マニュアル 2WD後輪駆動で電子制御一切無し」って難しさ

ホームセンターでコーキング買ってきてDIYしちゃうと
・硬化が早くて難しい シリコンコーキング
images
・安いリンクの無い「握り」が固いガン
images (1)
・市販の金ヘラ
images (2)
の組み合わせになりますが

この組み合わせだと超高難易度
・握りが硬いガンでガン打ちに苦労している間に
・硬化の早いシリコンコーキングの表面が硬化を始めて突っ張り始めて
・金ヘラで均す程凸凹になる
絶対に失敗する組み合わせです
経験者の僕でも難しい(笑)

さて、、、先に進めると
バッカーヘラをコーキングを打つ場所に当てて具合を見る
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こんな感じに先端が表面を滑らかに追従するので綺麗に均せちゃいます。

今回のコーキング材は耐火仕様の変性シリコン
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コレ1本で1800円位する高い材料

準備が出来たらガンでネタを打ち込んで
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一回目の均しで、ネタの量を調整
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二回目の均しで、テープの見切りを合わせて
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ヘラをネタ置きで掃除して

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三段目の均しで、仕上げる

これ以上弄るとどんどんネタを絞っちゃうからコーキングが痩せちゃいます
仕上げは現役じゃないからコレが限界、、、

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上下にコーキングを打って「水切り」を作ったら

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マスキングを剥がして出来上がり~

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コレでバッチリ!

煙突フラッシング部分のコーキングが出来たら
ストームカラーの取り付け
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ガスケットを巻いてストームカラーを被せて

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気休めのビニールテープを巻いて

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ステンレスバンドで締める

水切りアングルもコーキングを打って
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綺麗に均して塞いでしまえば雨が吹き込まない
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最後に夏の期間は取り外していた50cmの煙突を追加して
冬支度完了です!
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今夜あたり薪ストーブ焚いてみようかなぁ~


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