前回、ブラケット加工がほぼ終わったので、次にボディダンパー加工に入ります
このボディダンパーは片側がスフィカルジョイント支持で片側はフォーク形状なので、
このままでは取り付けできません
適当なボルトナットにスペーサーで位置合わせしちゃえば付くけど、
ボディダンパーに曲げの力が入るので機構的にカッコ悪いでしょ(笑)
フォーク部分を切り離して両側をスフィカルジョイント支持に変更します。
市販のスフィカルジョイントに合う適当な高ナットを組み合わせて、
ねじ込み部分で大まかに長さ調整できるようにします
最初に高ナットをボディダンパーのシャフトに差し込むために
ボール盤でねじ山を高ナットの半分位さらっちゃいます
で、、、現物合わせでダンパーシャフト長を採寸、
高速カッターでギャイィィ~ンと切断してダンパーシャフトに加工した高ナットを差し込んで
バチバチとアーク溶接して出来上がり
(溶接って苦手なんで出来るだけ避けていたんですよ、、、ばちばち火花飛ぶし感電しそうだし、、、)
後で錆びる前に黒ラッカーでも適当に吹いて仕上げておきます。
全ての部品が出来上がったので、早速取りつけてテストしてみると
効いてます、、、しかも好みの方向に!!
脚の固さを感じる細かい振動やモノコックの鳴りは減少、
路面不正を通過する時の「ゴン!!」とか「バンっ!!」って音と入力が「どっ、、、」ってレベルにまで収まります。
アスファルトパターンのザラザラ感と車内騒音も薄れて好フィーリング。
2部山あるかないかのチビて煩くなったマランゴーニで「上出来レベル」
リアタワーバー部分の構造変更で気になっていたボディ剛性感の低下(リアタワーバー追加による捻じれ中心の移動)は殆ど感じず
ボディの振動収束が良くなるので「剛性感」が出てます。
最終的な変形量は同じなんですが、ボディの変形と発散がダンパーで減衰されて変形を感じ難いので、「剛性を感じる」のが最大の効果だと思います。
乗り心地に関しては、「車重のある高級車」の方向に変化します。
走行性能面で顕著に感じるのは「トラクション感の増大」です。。
旋回姿勢に入れてからパワーONでボディダンパー無しはリアが斜めに転がりステアリングを戻しながら
(僅かなカウンター操作でバランスを取る感じ)の旋回加速でしたが
バランスを取るための操作の入力手数(細かい修正感)が減少します。
フラつかないで一定の姿勢で安定する感じ、
タワーバーのデメリットを無くし、メリットだけを取り出したような感じです。
今までのトランクフロア(スプリング取り付け部分)よりボディダンパーの減衰効果がハッキリと表れています。
ボディダンパーはサスペンションのダンパー取りつけ部分やボディ変形量が大きい部分に取り付ける方がより効果的です。
この「ボディダンパー」って部品、「質感」を高めるはとても効果的なのですが、、、、
最大の欠点はコストパフォーマンスですね(笑)
うーん、フロントのボディダンパーも取り付け点変更してみようかなぁ~
ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。
にほんブログ村
全般ランキング