E36のカブリオレはメーカー純正シャコタンモデルです(笑)
原因は簡単、
標準モデルに比べてボディ補強、電動ソフトトップ、ロールオーバープロテクションの分で重量が増えているから
最初は少し低いかな、、、、程度ですが、
時間が経つにつれてゴム製のスプリングパッドが変形して車高が下がります。
しかも、リアはレバー比1.53が掛かるので、
スプリングパッドが5mm変形すれば 5×1.53=7.65mmも車高が下がります。
フロントはACFだけなのでスプリングパッドが変形してもココまで大袈裟には下がらないので
自然とリア下がりの姿勢になってきます
整備指示書を見ると標準車高から±10mmは公差として認められているのでOKですが
後輪駆動車の後ろ脚は特に重要なので調整します。
ザックリとした標準車高を外見から判断する方法は、
E36系のMテクニック(M3)の標準車高はサイドスカート上端を伸ばした直線状にハブセンターが通る位置になります。
写真を撮って見てみると、、、リア下がりほぼ10mm
バンプタッチまでの縮みストローク確保と乗り心地改善、車両姿勢による旋回特性の補正
コレだけの理由があれば10mm車高調整したくなります
リア車高を10mmUPさせるには、
天然シャコタンの原因のスプリングパッド新品交換が基本ですが、
同じ部品を使えばスグに同じ結果
純正で厚み違いのスプリングパッドが設定されているので、
パーツリストから厚いスプリングパッドを選択し新品交換して補正完了
が正統派ですが、、、
お金掛けない方針の車なので
以前、交換した古いスプリングパッド(ダンパー交換の時に同時交換したゴミ)を再利用
ちょうど6mmの厚みなので6×1.53=9.18mmで良い感じ
真ん中の出っ張りをカッターで切除してスプリングのアッパーパッドとボディの間に入れて
プリロード6mmになります。
チャッチャとジャッキUPして追加スプリングパッドを入れて車高補正完了
テストに近所の山坂道を軽く走らせるだけでも効果テキメン
車高水平に補正したことにより、軽快に旋回姿勢に入りバランス感も良好
旋回姿勢でパーシャルからパワーONでもリアが無用に沈み込まず、グイグイとリアアウト側で蹴り出してきます。
(踏ん張るけど、路面不正には柔らかく動く良い感触)
アーム角度によるアンチロール&アンチスクワットジオメトリーがキッチリ働いているんですね、
KONI FSDは車高変化に敏感なようでノーマル車高に補正しただけで乗り心地が良くなりました。
バンプタッチまでのストロークも増えたので大入力でのバンプラバーに止められる感覚も柔らかくなります。
この車高調整(補正)はオススメです!!
やはり車高は水平姿勢が基本ですね♪
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