深夜の交差点で停車中に補機のフリクションが急に増えたような雰囲気でエンジン停止、
ベルトが泣き始めて僅か数秒で停止に至りました。
原因を調べながら再始動を試みましたが、
クラッチを切ってもダメなのでクラッチ&ミッションはシロ
エアコンを切ってもダメ
パッと見でアイドラー&テンショナープーリーも脱落しておらず
補機もしくはエンジン本体って結論により現地での応急修理で復活できる見込みが無し
レッカーで帰宅となり、
2ヶ月半放置、、、、
ようやく時間が出来たので原因調査です。
基本的なチェックとして水と油の質と量は確認したので、
エンジン本体の故障の確立は低い事と、停止時の状況から補機の確認から、
故障確立の高いのは
①テンショナー&アイドラープーリーのベアリング破損
②エアコン冷媒とOIL抜けによるエアコンコンプレッサーの焼きつき
③オルタネーターベアリング破損
ってとこでしょうか、、、、
エンジンに日々締め付けられているデカイねじなので、強烈なトルクが掛かっています。
サクッと外せる専用工具を使うことをお勧めします。
カップリングを緩めたら、ファンシュラウドを固定しているプラスチックリベットを抜き、
ファンごとシュラウドを上方に抜き取ります。
パワステプーリーが砕け散ってますねぇ、、、、
これじゃ動きませんって
ベルトを外して破損したプーリーをノーマルに交換、
応急処置なのでダメージを受けたベルトはとりあえず再利用して、サクッと組み上げて再始動
無事にエンジン回りました、
破損したプーリーをよく観察すると
破断面の一部に酸化の跡があるので、以前よりクラックが入っていて、何かをキッカケとして一気に進行して破断に至ったようです。
プーリーの一部に工具を掛けたような凹みがあるので、製品の問題だけではなさそうです。
「17年落ちの車の保存」より「M3らしく走る」ことを主にしていたので、流石にいろいろボロくなっています、、、
しばらくはレストアがメインになりそうですね~
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