タワーバーのデメリットとボディ剛性バランス

先日、お友達のM3に乗ってから空き時間にボチボチ考えていました。
ネタはストラットタワーバー
大抵の方がボディ補強に採用する部品ですが、、、

使い方次第なんですね、、、

タワーバーは左右ストラットタワー頂部をパイプ等のバー材で接続して、
サスペンションからの入力によるストラットタワーの倒れ方向の変形を規制する部品です。

お友達のM3に試乗した際、
同じサスペンションでタワーバーの有無で評価が全く異なり
ステアリングに対する応答性はタワーバー有りはシャープ、無しはマイルド
タワーバー有りだとハーシュネスによるスカットルシェイクやバイブレーションをより強く感じ直進性もイマイチ
ボディがバタつく感触
タワーバー無しはハーシュネスが弱く感じ直進性も良好、全体的に穏やかな印象になります。

もちろんタワーバー無しの方が好印象

タワーバーのデメリットとしては
タワーバー有りはストラット付近での衝撃入力の逃げが無いのでハーシュネス(突き上げ感)が強くなり

スカットルシェイクが増し”ボディ剛性感”は低くなります。

 これはタワーバーを追加する事によりバルクヘッド~フロントストラットタワーのボディ前半での変形が減少し
バルクヘッド~Bピラー間の変形が増す事でドライバーシートとステアリングポストの相対位置変化が大きくなり、
且つバルクヘッド付近への入力でノイズが増える事で「スカットルシェイク」をより強く感じ
ボディ剛性感低下になります。

ハーシュネスを我慢してシャープな反応を取るか、初期反応に拘らず、剛性感を選ぶか、、、
好みの問題ですね(笑)

もちろん試しに自分のM3で外してみると、、、
タワーバーの台座はストラットタワーの補強とマスターシリンダーストッパーとして残してあります。

p1
乗り味重視の僕は「タワーバー無し」が好みでした(笑)
確かに操作に対する反応は穏やかになりますが、ちょっと早めのタイミングで入力すれば問題なし

サスペンションメンバー補強やフロアブレースバーのような既存の部分に補強を入れるのと
ノーマルで設定されていない部分に補強を入れるのは違うんですね、、、

これで今後の方向性が決まりました、
ボディ補強はモノコック中央(前席付近)からバルクヘッドを強くして”剛性感”を作って
フロントの横方向の曲げ剛性は上げてバウンド方向は控えめでシナらせるイメージ
リアは応答性と接地感を重視して固めていく

こんな感じのイメージで作ってみます。
さて、、、どうなるか?
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