前回で固有振動数=共振ってイメージ出来ましたか?
ばね上固有振動数(=共振周波数)で入力されるとばね上固有振動数で激しいバウンドが起きるこの運動のイメージは「夜店の水風船ヨーヨー」ってお話でした。
今回は固有振動数以下の動きを見てみます。
ばね上固有振動数以下のゆっくりした入力に対してどのようにサスペンションが動くか 続きを読む スプリングレートを上げても底突きは防げない③ バネ上固有振動数以下の入力
前回で固有振動数=共振ってイメージ出来ましたか?
ばね上固有振動数(=共振周波数)で入力されるとばね上固有振動数で激しいバウンドが起きるこの運動のイメージは「夜店の水風船ヨーヨー」ってお話でした。
今回は固有振動数以下の動きを見てみます。
ばね上固有振動数以下のゆっくりした入力に対してどのようにサスペンションが動くか 続きを読む スプリングレートを上げても底突きは防げない③ バネ上固有振動数以下の入力
「車高を下げると縮み側ストロークが減り、スプリングレートを高めても底付きしちゃいます。」って結論から入った前回に続き、
理解しやすいように少しづつ書き進めていきます。
サスペンションはばね上固有振動数を挟んで2つの動きをしています。
ばね上固有振動数以下の動きと以上の動きです
今回は、ばね上固有振動数の動き、共振です 続きを読む スプリングレートを上げても底突きは防げない② 固有振動数=共振周波数
サスペンションを設定する際に必要な要素が少し見えてきたので
まとめておきます。
表題のとおり、スプリングレートを上げてもサスペンションの底付きを防ぐことは難しいですね、、、
車のサスペンションを直巻きスプリングを使った車高調に交換する目的ってなんでしょう?
一番の目的は
「車種別専用設計の荒巻スプリング」から「規格汎用品の直巻きスプリング」に変更することで
スプリングレート、自由長、スプリング特性の変更の自由度を高めて、
サーキット、ジムカーナ、ワインディング、ラリー、ドリフト等に特化したサスペンションを設定する事です。
もちろん色々と問題はありますが、車高を変更することも可能です。
で、、、今回は
「シャコタンにするとサスペンションはどうしたって苦しい状況になるよ」ってお話です 続きを読む スプリングレートを上げても底突きは防げない① 車高を下げると苦しくなる
前回までの2話でレバー比とACFは大丈夫だと思います。
レバー比編 レバー比とACFを理解しよう ①
ACF編 レバー比とACFを理解しよう ②
前回までで理屈がわかったので、いよいよ実測です。
このレバー比とACFって計算である程度は求められますが、
最後は実測で確認が必要になります
作業の順番としては「レバー比」→「ACF」の順番です 続きを読む レバー比とACFを理解しよう ③
前回はレバー比のお話でした、イメージ出来ちゃえば簡単でしょ
まぁ、小学生の理科の復習ですからねぇ~
結構忘れちゃうんですよね、ぼくも以前間違えてましたから(笑)
今回はACF(Angle Correction Factor)です
2乗で効いてくるレバー比に比べて係数自体が小さく影響が少ないので
「ストラットだから1とする」って簡単に放り出されちゃう不憫な係数ですが
スプリングレートとホイールレートでどのくらいの差が出ているイメージあります? 続きを読む レバー比とACFを理解しよう ②