ボディ剛性作りは難しい、、、

ついに見つけましたぁ
カブリオレ&ロードスターのスカットルシェイクを激減させる補強方法

約20年の長い旅だった
20代でBMW Z3から始まった屋根無し裸族のスカットルシェイクとの戦い

フロアブレースバー&各種 突っ張り棒
サイドシルウレタン補強
4点式ロールバー+斜行バー
などなど、、、
補強部材を追加して補強はモノコックが部分的に硬くなるだけで
補強の隙間の弱い場所に力が逃げるだけ
局所的な「硬い」「柔らかい」が表面化しちゃうだけでまとまりが悪い

特にフロアから上方で横方向の突っ張り棒系は特に癖が悪くてガタガタバタバタが増強されちゃう
補強するならフロア面(シャシー裏)前後方向が癖が無くて扱いやすい

結構、Z3で得た経験からの理解は
「補強」だとボディの固有振動数が高まるだけで質感は下がるって事

325i カブリオレは発想を変えて
補強ではなくモノコックに減衰力を作用させて振動を減衰させる方向に変更
ちょうどヤマハのパフォーマンスダンパー(ボディダンパー)も中古品の流通量が増えて入手しやすくなったので
ボディダンパーによるモノコックボディの調整に挑戦

最初はボディへの入力点となるダンパー取り付け部分を横方向に繋ぐ手法
コレで感覚を掴んでから
フロア縦方向に着手
コツはモノコックを全体的に眺めてAピラー〜Cピラーの間に減衰力を作用させて固めて
Aピラーより前は柔らかく撓らせるようにしてから減衰力を付与するって事

メーカーが考えたボディの撓りに逆らわないように手を入れるのがポイントで
メーカーが追加補強した部分にヒントがたくさん隠れてます。

今日は縦方向のフロアボディダンパーの取り付け点を変更
フロントウィンドウやステアリングが振動するスカットルシェイクの激減に成功しました。

クーペみたいな乗り味のカブリオレが出来ちゃった♪

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