M-06 【シャシー交換とダンパー減衰力変更の結果】

今日はシャシー交換完了したM-06のテスト

シャシーを新調して曲げ&捻り剛性を戻して
M-06Proの説明書を手掛かりにしてダンパー減衰力変更
リアトゥコントロールリンクのジオメトリー変更して
バンプトゥ特性を
バンプトゥ±0 リバンプトゥIn

リポバッテリーでフルパワー状態でもスタビリティを確保出来るように安定方向へ全振りです

リフェバッテリーフルパワー
リポバッテリー EPA80%
までなら破綻しない状態まで詰めていたので

シャシー剛性Up(ノーマル戻し)で高荷重でのジオメトリー&面圧変化を減らし

ダンパー減衰力を高めてロール&ピッチスピードを下げて急激な荷重変動を減らす

減速中のスタビリティ確保でリバンプトゥIn量を増やしました

ダンパー減衰力はM-06Proの説明書で指定された900番を基準として
リアサスペンション改造によるレバー比を織り込むと
900番 x1.48 x1.48 =1971番 ≒2000番
DSC_1147

フロント 900番&3穴ピストン
リア 2000番&2穴ピストン

先日までのフラフラ感とアンダー&オーバーの動きから
ガラっと大きくセッティング変更して傾向を探ります

デフOILみたいな番数のリアダンパーOILはレバー比1.48を素直に計算した値なので
ダンパー&スプリング単体だとガチガチだけと車に組んでみると
コレでもちょっと柔らかい感じ

説明書でのピストン指定はフロント2穴&リア1穴の指定だから
これでも1%ほどピストン受圧面積不足で柔らか目のセッティング

EPA80%で走らせてみると、、、
跳ねる事も無くぴったり安定
「転がし」での減速旋回しても巻いたりしない

安心感が出たので
EPA100%でフルパワー化

速度域がもう1つ上がると流石に悪癖が出始めるので
観察してみると
減速一次旋回で初期アンダーの後曲がり特性で
舵角過多で曲がり待ちしてフロントグリップが回復すると巻き込む
典型的なアンダーオーバー

加速二次旋回はリアのトラクションにフロントが負けてアンダー気味

ここでフロントスプリングを硬くして
黒金に変更してフロントタイヤのグリップを高める

走らせてみると
減速一次旋回での初期アンダーは軽くなり
加速二次旋回でも良く曲がる

かなり良いバランスになってきたので
しばらく周回を重ねていると
もちろん次第にペースが上がり
時々 フロントが引っ掛かるような動きで巻き込む
一気に向き変えすると引っ掛かるから
前後車高バランスを疑って1mmほどフロントを高くすると巻き込み解消

コレでフルパワーでもかなり安定して周回できるようになりました~

初期アンダー対策でフロント減衰力をもう少し高めてあげればもう少し素直になりそうなので
1000番に変更してみます!
DSC_1146

DSC_1148

やっぱり前後重量バランス35:65で重心位置が悪くオーバーステア特性か強いシャシーを抑え込むために
リアトゥ多めでスタビリティに振って
ダンパー減衰力高めでピッチ&ロールスピードを遅くして荷重変動を穏やかにして走らせているシャシーなんですね、、、

明日フロントダンパーOIL 1000番をテストしてみます

しかし、、、
M-06ってホントに難しい
まともに周回出来るようになるだけでこんなに苦戦するとは思いもしなかった、、、

重心要素が不安定なRRで
ナロートレッド&ショートホイールベース
トラクションはガッチリ掛かるけど
減速側のスタビリティ確保が難しい

セッティングが出来てくると
リアの重さを使って軽くリアを振り出しながら旋回姿勢を作って回りこんで
ドカンとフルパワー加速旋回でリアタイヤをに乗ってグリグリと旋回加速するのが面白い

癖が強い分だけ面白いシャシーです♪

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