週末のグライダー曳航 【高気圧後面の南風】

週末はグライダー曳航です♪
日本は移動性高気圧に覆われて全国的に良い天気
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850hpaの高層天気図を見ると
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低気圧と前線に伴ったまとまった湿域は東の海上に移動しています。
上空の風は
東の海上の低気圧に引かれ等高線が南東北西に傾き北西風となり
寒気流入の目安の-6℃線は関東付近まで南下
朝は真冬並みの冷え込みになっています

エマグラムを見ると
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気温、露点が開き雲が少ないブルーコンディション
風向は地表付近は高気圧からの吹込みで南南西から高度が上がるに従い西風に変化します
(850hpaとの風向の違いは時間変化)

これより高気圧の影響により暖かい南風が吹込むので日中は気温上昇
暖かい1日になりそうです。

平和な天気図で今日は1日VMCで飛行可能です

ただし、高気圧の中心を過ぎ気圧の谷が接近することにより天気は下り坂
昨日からの綺麗な快晴は明日の夕方まで

今日は上空に寒気が入り朝は冷えて、
地面は乾いていて、日射も良くて良い天気
サーマル主体の1日になりそうです。

ブリップマップを見てみると
Height of critical updraft strengthでは
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板倉周辺のサーマルは4~5000ft付近まで昇り

Thermal updraft velocityで上昇気流の強さを見ると
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強さは450ft/mくらい
少しウインドシアー成分が強めでコアが振れそうですがソアリングを楽しめる1日になりそうです

気になるのは暖かく湿った南風の流入がどんなに影響を及ぼすか
やっぱりヌルイ空気が入ってきたら萎んじゃうのかな!?

風の流れと衝突によるコンバージェンスを見てみるために
BL windで地表の風向風速を見ると
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南西風が吹き抜けるコンディションで

BL Max up/down motionを見てコンバージェンス予想を見ると
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板倉の南側から東西方向のラインと
関宿上空の南北ラインで1m/sが予想されています、

あとは、南風がぶつかる日光の山にも上昇帯がちらほら、、、
サーマル成分と合わさってストリートを作ったりするのかな?

なかなか良さそうな条件で飛んでみると
残念ながら予想は大ハズレ
上昇気流はさっぱり昇らず、、、
最高2500ft程の1日になりました、、、orz
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曳いても曳いてもグライダーは地上に帰って来て合計26発発航。
離着陸ももちろん26回
もう腹いっぱいです

予想がハズレた要因を考えると
サーマルが弱かったのは、
上空は寒気で冷えていたけど、
日射による地表からの昇温より先に暖かい南風の空気に入れ替わってしまったから
強い対流が出来なかったのかな?

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地表付近から2500ft付近まで南から湿って靄掛かった空気に覆われていました

「春の高気圧後面での南風」は厳しい条件になるみたいです。

コンバージェンスは板倉付近でも2500ft位で見つかりましたが
弱く小さい上昇帯で機能せず
これは予報より風向は西よりで風速が弱く、グライダーを持ち上げる程のエネルギーに達しなかったようです。

う~ん
難しいなぁ、、、


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