さて、、、
疑わしい箇所を「カウルトップ&外気取り入れダクト」に絞りこんだので早速バラしてみます。
「カウルトップカバー」を取り外す為に
ワイパーを取り外します。
最初にワイパーアームの根元部分のカバーを外します
ココはマイナスドライバーで軽くコジればプラスチックカバーが外れます。
ワイパーアームを固定しているナットなのでチャッチャと緩めます。
もちろん13mmのナット緩めただけじゃ取れないので
軸部分に浸透潤滑剤をたっぷり吹き込んで数分待ちます。
この間にワイパーアームの位置を確認して記録
一番簡単な目安は車体中央のアームが重なる位置
カウルトップカバーの上面
中央寄りアーム
左側ワイパー
の3本が並行かつ水平位置が基本位置になります。
アーム位置を確認して記録したら、ワイパーアームを外します。
ココは大抵は固着しているので、手でコジったりしてると時間の無駄なので専用工具の
「ワイパープーラー」を使います
ワイパープーラーをsetして、ハンドルを回して締め込むと
「パキっ!」って軽い音と共にワイパーアームが外れます。
ワイパーアームスプリングのワイパーブレードをフロントウィンドウに押し付ける力はかなり強いです
不注意でガラスを傷つけないように、、、
ワイパーアームが外れれば
プラスチッククリップが左右3箇所
これはマイナスドライバーで回せば簡単に外れます
最後にエンジンコンポーネントを囲んでいるウェザートリップを引っ剥がす、
コレはパネル端に刺さっているだけです
これでカウルトップカバーはフリーになるので
左右端の引っ掛けてある部分を上手く回して取り外します
外したカウルトップカバーの下は23年分の埃と落ち葉屑がたっぷり、、、
お湯とナイロンブラシ&ウェスで綺麗に掃除しておけばOK
雨漏りには関係無いけど気分の問題です(笑)
ブロアファン部分にアクセスしやすいようにカバーを取り外します
最初にカバー下に吊られているハーネスを取り外す
タッピングスクリュー2本で吊られているのでドライバーで、、、
次にバルクヘッドにカバーを止めているタッピングボルト(たしか6mm)を左右2本と右側のエアコンガスライン裏の1本の合計3本を取り外す
落としやすいから磁石を上手く使いましょう
ブロアファン部分は
「バルクヘッド」にブロアファンが取り付けられていて、外気取り入れダクトが横向きに口を開けている
そこにエンジンルームからの熱を遮断するカバーが付けられていて
外気取り入れは上から
(カウルトップカバーの中央ネット部分)
予想通りの袋構造
こんな構造になっているので
絶対にドレンパイプ(排水口)が付いてる
構造的に絶対に水が貯まっちゃいけない場所なので、
試しに水を掛けてみると
たっぷりと水が貯まる(笑)
原因確定ぃぃ~っ!
ドレンパイプが詰まって水が貯まり水位が
「ブロアファンダクトかバルクヘッドを貫通する部分」を越えて水が車内に入ったんですね
手を突っ込んで泥と落ち葉屑を掻き出して掃除していたら右側にドレンパイプを手探りで発見
この部分の底にエンジンルームに向かって2本ドレンパイプがあります。
コレは外から眺めただけじゃ気が付かないよ、、、
左ハンドルだからワイパーアームとリンクが無いから手が入るけど
ワイパーアーム&リンクが逆になる右ハンドル仕様は手が入らないから蕀の道になりますね、、、
一通り掃除してからドレンパイプをエアブローで通して詰まりを解除
更にブローガンにシリコンホースを繋いで奥までエアブロー
「うがい」させて掃除完了
水を掛けても貯まらずにちゃんと流れ落ちます。
1回詰まりを解消しちゃえばエアブローと水濯ぎで小さなゴミや埃を流しちゃえば綺麗になります
最後に錆びたカバー部分を磨いて
黒ラッカーで防錆処理
今度、型を作ってカーボンで作ろう、、
後は一気に組み立てて作業完了
最後に車内に除湿材入れて乾かせば大丈夫でしょ♪
スッキリしたなぁ~
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