手持ちの資料からM社のE36 Gr.Aのサスペンションデータをまとめてみました。
フロントスプリング
160-60は自由長160mm 内径60mmってコトで180はレートでNm
換算すると
160-60-180 (18.35kgfmm)
160-60-200 (20.39kgfmm)
160-60-220 (22.43kgfmm)
160-60-240 (24.47kgfmm)
160-60-260 (26.51kgfmm)
テンダースプリングは2種類
60-60-30 (3.06kgfmm)
60-60-50 (5.10kgfmm)
スタビライザーは2種類
22.5mm (M3B純正)
23.0mm (M3C純正)
ダンパーは4種類
0.3m/s時の減衰力で、縮み/伸びの数値
300/200
300/300
350/300
250/250
全体的なレートと減衰のバランスをみると伸び側弱めで縮み強め
伸び縮みが同じバランスのダンパーが存在します
リアスプリング
220/40がレートでNm4.08kgfmmのテンダー付き 60が内径 50は多分インチでしょう
220/40-60-50 (22.43kgfmm)
240/40-60-50 (24.47kgfmm)
260/40-60-50 (26.51kgfmm)
スタビライザーは1種類
19mm (M3B純正)
ダンパーは3種類
210/240
250/280
200/200
レバー比1.5でホイールレートに換算すると 10kg 11kg 12kg位
フロントのレートに対して低目を使っています、
バンプラバーの設定もあるのでバンプラバーを積極的に使う設定なのかな?
面白いのが伸びに対して縮みが固いダンパーを使っています。
(普通は伸びの方が強めです)
フロントとリアにテンダーを使っている事
伸び側の減衰力を相対的に低めに設定していること
スタビライザーを強化していない事、
Gr.Aのセッティングは伸びストロークを重視してイン側のタイヤを積極的に使いトラクションを稼ぐ考え方なんでしょうか?
フロントとリアのホイールレート差に疑問が残ります
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