シフトフィール向上を求めて

クラッチを切り
ギアを抜き、
希望のギアに送り込み
回転数が同調したタイミングでクラッチを繋ぐ

リズミカルに一連の操作を楽しむのがMT車両の醍醐味ですね
シフトフィールで特に求めるのはシフトを入れる時

ゲートに送り込み軽くシンクロに当て、
回転数が合った瞬間「すっ」っと引き込まれ
「コンッ!!」とギアが噛み合う感触を伝える

より良いシフトフィールを得るためにシフトレバーの修理&小改造です♪

現状のタイラップ号のシフトレバー
p1CAXC77A2
14万kmの旅程を刻み込んみボロボロです

先ずは分解
破壊から全ての創造は生まれます(笑)

カッターを差込みシフトメダルを外す
p3CAQJPDA5
両面テープで接着しているだけなので軽くコジれば
「パリっ」と外れます

次にシフトレバーの分解
側面の縫い糸をカッターで切断
p4CAYI3XBM

頂点のタッピングビスを緩めてキャップを外し
表革をバラバラにならないように丁寧に外して分解完了

分解した部品を並べると
p6
シフトメダル
レバー
表革x2
キャップ
タッピングビス

今回はノーマルシフトベースに錘を仕込んで重量UPで「コン!!」って入るフィーリングを目指します。
ノブの頂点部のプラスチックキャップを外すと都合よく空間があります。
p7
シフトノブ頂点なら支点からの距離(アーム)が最大となるので、同じ錘(重量)で最大の慣性(モーメント)を得ることが出来ます。
隙間に板オモリを詰め込み約40g重量増し、、、
これで効くのかは組んでのオタノシミ

次に表革の貼り替え
ボロボロの表革から型紙を作るために形状を固定します。
革の裏目にボンドG17を薄く塗り乾燥させて

p1CA7TY2TI
ガムテープに延ばしながら貼り付けて固定

p2CA5RGFQU
余分なガムテープを切り、勘で形を修正しておきます。
ココまでボロくなる前に張り替えればもっと簡単だったのに、
修正作業に手間が取られます

修正が終われば型紙作りはコピー一発!!
簡単ですね~
p3CAIX3YBS

型紙を切り出しながら更に修正
大体、左右対称になるように、心の目を開きましょう

使う革は手触りを優先してアルカンターラ

型紙を当てて部品を切り出し
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シフトノブに当てながら現物合わせでサイズを調整
ノブより革を少しだけ小さめにして「ピチっ」と張るのが綺麗に作るコツです

革を切り出したらお裁縫作業 「返し縫い」
1mm程度のピッチで縫うだけなので必要なのは「根気」です。
今回はなんだかんだで1時間ほどで縫合完了!!

ひっくり返して表を見ると、
p1CA9FBLJF
良い感じの仕上がりです

この筒状に縫い合わせたのアルカンターラにノブを押し込み、
p2CAV2LZJE
頂点部分を、底にボンドG17を塗って
出来るだけ皺を伸ばしながら張りこむ

追加した錘を入れ、プラスチックキャップをタッピングビスで止めて出来上がり♪
p3CAHSTBWC

最後に塗装が剥げてしまったシフトメダルの作り直し
古い塗料と傷を取るためにコンパウンドで磨いて透明度を回復させます。
p1CAM3FO83

シフトパターンの墨入れはシルバーからホワイトに変更
針で彫ってシルバーを削り取ります
アクリル塗料を溝に流し込み、
p3CABMY29J

乾いたところでコンパウンドで磨くとパターンが浮かび上がります。
p4CAND8YMO
仕上げは裏面から黒で塗装すれば完成ですが、
せっかくなので、カーボンで仕上げます

カーボンの目が崩れないように切断前にテープを貼り付け固定します。
p5CA2TNCWB

切り出したカーボン繊維にポリエステル樹脂を含浸、脱泡
シフトメダル裏面にも軽く塗って位置決め

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空気が入らないようにクランプで軽く圧着
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樹脂が硬化したら不要な部分を切り落とし、
ペーパーで角を仕上げて出来上がり♪

アクリルのレンズ効果でカーボン繊維が浮き出て”お飾りカーボン”も良いですね~

最後の工程はシフトノブにシフトメダルを貼り付けて、
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「アルカンターラシフトノブ&カーボンシフトメダルちょっとだけ重い仕様」の出来上がり♪

手触りはサラサラで最高ですね
後は車両に取り付けて重量増の効果が楽しみです♪


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