E36M3 サスペンション リフレッシュ

金曜日の夜、M3の進捗メールが届いたので、お邪魔してきました。

久しぶりに逢ったM3はリフトの上
今回の作業のハイライト!! 
サスペンションリフレッシュの真っ只中です.

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スプリングをノーマル形状から大幅なレートUPの為、直巻き形状に変更、
フロント12kg/mm+ヘルパースプリング
リア 14kg/mm+テンダースプリングのツイン仕様
他の変更箇所とのバランスを見るための「様子見暫定セッティング」です。
最終的にはフロントもヘルパーからテンダースプリングになるかもしれません

直巻きスプリング化に合せて、ノーマル形状のビルシュタインを加工、
減衰力、ガス圧共に変更、少々耐久性を損ないますが「初期フリクション」を出来るだけ下げたセッティング
ガス圧を下げると、高圧ガスダンパーの低速での「コツコツ」とした乗り味から低圧ガスダンパーの「しなしな」とした動きに近づきます。
車体のピッチ&ロール量のコントロールはスプリングで考えて、ダンパーは必要最低限の減衰力で路面追従性を求めます

アッパーマウントは、、、
フロントはオリジナルのジュラ製の車高調整ピロアッパーマウント仕様、
リアは深沢製ウレタンアッパーマウント

サスペンションアームとサスペンションメンバー間のブッシュ&ボールジョイントも変更

フロントは、、、
アーム根元のボールジョイントが磨耗していたので交換、

ロアーコントロールアームブッシュを純正ブッシュに対して20%程強化のポリウレタンブッシュに交換

HI3C0088
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リアは、、、、
アルミアッパーアームのメンバー側、
セントラルアームのボディ側のブッシュ、
スタビライザーリンク
ゴムブッシュをポリウレタンブッシュに交換
(写真はリアスタビライザーリンクです。)

ボディとサスペンションアームを繋ぐサスペンションメンバーは
フロント周り

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現代の車に比べて車体重量の割り華奢なフロントメンバーを全周溶接、当て板&ガゼット補強でBOX形状に

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ステアリングラック取り付け部が特に強化されています、
ラックマウントの撓みを少なくすることで入力の初期舵角(指2本分)の動き出しの初期領域のフィーリング向上を狙います。
 某ダートラ屋さんのHPで走行中のFD3Sのフロントサスペンションメンバーの動画がありますが、

 ナカナカの変形量、、、

この補強はカナリの効果が期待出来ます!!

リア周りも全周溶接、当て板&ガゼットで補強、メンバーブッシュの動きを規制するメンバーカラーを追加、

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強化したサスペンションからの入力に対しての補強とシャープな動きと正確性を狙います。

サスペンション全体の見直しをした、今回の落しどころは、、、、
高レートスプリング&各部の補強で運動性を狙って、動くダンパーで路面追従性を求めた、「街乗り&箱根を楽しくツーリング」仕様です。

半年前とは違う車になって帰ってきそうです。
どんな乗り味になるか、今から楽しみです♪
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