E36 325i Cabrioret 電動ファン修理 「砕けたファンを修理して補強!!」

取り外したファンを掃除して現状確認すると、、、
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見事に5か所割れてますねぇ
世間ではこの状態を「全損買い替え」って判断します(笑)

でも、たかがコレだけの破損で新品交換するほど気前良かァ無いんですよ(笑)
その分、他の修理や工具にお金掛けた方が楽しめますから

ファンの素材はPP材っぽいのでエポキシ接着剤で接着できそうなので、
割れた部分を接着して元の形に戻します。

ところが、、、
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エポキシ接着剤のキャップが取れない!

どうやら以前使った時にヤラカシタみたいで、、、
キャップを取り違えて閉めちゃったっぽい(笑)
もちろん各々のキャップ部分で主剤と硬化剤が出会っちゃったので、ガッチリ接着!

プライヤーで強引にキャップを回して、硬化しちゃった部分をほじくって撤去
余計な仕事増やして30分くらい遊んでました。

キャップに目印つけとこ、、、

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エポキシを練って、割れた部分に塗って5か所すべてを接着
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綺麗に割れて欠落部分が無かったので単純に張り合わせるだけなので簡単です。

とりあえず形は戻ったけど、ファンの樹脂自体もプラスチックの劣化が進み
表面が白化しているので、このままでは持たないのでチョット補強します。
モーターで回されるとファンの羽には迎角を増やす方向にねじりモーメントが発生するので
外周リングの接着部分に応力が掛ります。
しかも、エポキシ樹脂は熱が加わると接着強度が下がります。

回されて、温められて、ねじられる

条件厳しいですねぇ、、、
しかも接着面積は割れた断面だけ、
せいぜい10㎟、、、
いくらエポキシ接着剤が強力でも
負担が大きすぎっるって事で補強します。

部品庫を漁ってカーボン繊維を持ってきて
ファンの幅に合わせて切り出して外周分の長さのリボンを作ります
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少しはバランスに配慮して、大体半周分の長さで2本に分割
対角線に接合部を持って来れば、カーボンを重ねて繋ぐ部分でのアンバランスが少しは解消できます。
(1本でグルって回しちゃうと、ジョイント部分で必ずバランスが狂うと考えました)

所詮、車の鼻先にブラスチックでマウントされているので多少のバランス狂いには鈍いので大丈夫なはず、、、
最終的なバランスは「電動ファンの神様」の御心のままに、、、

使う樹脂はPP樹脂との接着性を考えてエポキシを奮発!!
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高いんですよ~ この小ピンで2500円位します

このエポキシ樹脂とカーボンクロス、(もしくはグラスファイバーマットやグラスファイバークロス)があれば
大抵のプラスチックパーツの割れ補修は可能ですので、在庫しておくと何かと便利です

含浸用の低粘度エポキシ樹脂を練って、ファン外周部に薄く塗布
塗りつけたエポキシ樹脂にカーボンを張り付けて、位置を決めて
上から更にエポキシ樹脂を塗ってカーボン繊維に含浸させる
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カーボンもFRPも含浸のポイントは「出来るだけ樹脂を減らし、繊維の密度を高める事」です。

樹脂をたっぷりつけると丈夫になりそうな気がしますが、
樹脂はあくまでも繊維の接着剤でしかないので、
可能な限り樹脂を少なくした方が強度が出ます。

ドライカーボンは熱硬化エポキシ樹脂を常温で型に張って、
真空引きして余分な樹脂を抜きながら固めるので
カーボン繊維が高密度になり高強度となります。

「お手軽ハンドレイアップ」でも同じ理屈ですので、必要最低限の樹脂で固める事が大切です。

含浸が終わったらドライヤーで温めてエポキシ樹脂の硬化促進させて出来上がり
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余計なバリを切り落としてファンの修理完了

思ったよりガッチリしちゃったなぁ、、、
これなら車をブツけなければ壊れないな(笑)

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