薪ストーブ 全力燃焼試験

薪ストーブ 全力燃焼試験

今夜は全力燃焼試験です
目一杯薪を詰めて一気に巡航温度まで上げて
二次燃焼で可能な限り燃焼時間を引っ張ります。

この薪ストーブのコツが少し解ってきました

二次燃焼を上手く働かせるには一次燃焼室の奥にある二次燃焼室の温度を高く保つのがポイントみたいです。

最初に一次燃焼室の不要な灰を灰受け皿に落として、灰を捨てる
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出来るだけ一次燃焼室の奥に熾火が貯まるように薪を詰め込む
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点火材は
「枯れたすすき~杉の木の皮~松の端材」の組み合わせで一気に温度を上げて
メインの欅に火を移します
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バイパスオープン
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一次燃焼エア全開
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コンタクトっ!
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2156に点火 室内温度9℃からスタート
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バイパスオープン 一次燃焼エア全開です

点火から約45分で巡航温度よりチョイ高めの270℃に到達しました
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バイパスを閉じて二次燃焼に移行
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一次エアーは1/2まで絞って巡航します

大量の薪を一気に燃やして熾火をいっぱい作れば
巡航状態の維持は簡単

ずーっとオーロラバーン状態♪

薪を追加するタイミングも解ってきました。
薪の燃焼は2段階で
一段目は
薪を加熱することにより薪から可燃ガスが発生して
可燃ガスが酸素と反応する「炎」
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燃焼室温度を高温に保ち薪から可燃ガスを発生させる状態で酸素を絞ると「オーロラバーン」になるようです。

二段目は
薪から可燃ガスが全て抜けて炭になった状態、
炭素と酸素が表面で反応する「表面燃焼」
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炭の燃焼「熾火」です、
可燃ガスによる燃焼では酸素が少ないと煙や煤が発生しますが
表面燃焼は炭素が直接反応しているので煙や煤が発生しません

この事から
薪を追加するタイミングの見極めは二次燃焼中のオーロラバーンの強さで

可燃ガスが燃焼して発生するオーロラバーンが弱くなるって事は、
燃焼が炎から熾火に変化しているので、
新しい薪を追加するタイミングって事になります。

点火から約80分
二次燃焼は完全に安定して250℃以上をキープ
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室温は18℃ですが、
ストーブからの輻射熱強いのでジリジリするほどの熱を感じます

初薪ストーブ料理は「ポーランド製の肉のパテ」を軽く温める
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ハムっぽくスパムっぼい肉のパテで
パンに乗せてマスタード付けると美味いです~
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寝る前に
最後の薪を詰め込んで、「一夜焚き」に入ります。
上手くいけば明日の朝にまで置き火が残っているはず
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ストーブ温度は250℃で安定
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バイパス閉じて二次燃焼
一次エアー1/2
二次燃焼音もしているので安定巡航しています

オヤスミナサイマセ、、、

おはようございます
0740に起きると、部屋はホンノリ暖かい
最後に薪を詰め込んでから約7時間経過していますが
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室温は18℃
ストーブの温度は125℃
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燃焼室を見ると真っ白な灰しか残っていないように見えたけど
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灰をおとしてみたら 置き火が一山残ってました
あと1時間以上は大丈夫な感じですね
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薪を追加すればこのまま連続運転できます。

大きめの薪ストーブなら「一夜焚き」も簡単です♪

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