M-07 Concept 【アッカーマン優先のトゥ調整の結果】

今日は法事で半日運転手
黒スーツ着て運転すると昔のアルバイトを思い出す(笑)

法事を済ませてから
昨夜アッカーマン&トゥ調整したM-07 Concept デミオ君のテスト&M-06の練習

M-07 Conceptは
・アッカーマン比最大
・トゥOut 4mm
のみの変更
こんなトゥOutに振るのは初めてだけど
アッカーマン ジャントー理論を優先して実験
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今までの感覚で
「曲がんないだろうなぁ~」
ってペース遅めで様子を見ながら走り始めると

クイックでちょっと神経質なヒリヒリした「戦闘機感」が全くなくなって
しっとりと曲がって穏やかなフィーリング

まぁ、、、これだけトゥOutに振れば初期が穏やかになるよねぇ
パッと見はメチャメチャなアライメントにしか見えないんだけど
意外と普通に走る

狙いの旋回中の転がり抵抗削減は、、、
全く違う!
最大舵角でグリップ付近を抜ける時の減速感が薄くなって
「すっ、、、」と前に出る
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ペースを上げていくと
速度を高めるほど違いが大きくなって
旋回中のタイヤノイズも小さくなっている
素直に丸く滑らかに旋回して気持ちイイ!!

2バック目は
リアトゥを2.0°まで増やしてリア仮想アクスル軸を後ろにズラして
更に転がり抵抗が減るか試す

「アッカーマン適正化 vs リアトゥによる転がり抵抗増大」
での最適解探し

走らせてみると
更に旋回中の抵抗感が少なくなって実に滑らか
で安定感増し
リアトゥを増やして曲がらなくなるかと思っていたんだけど
リアタイヤが仕事し初めてカチッとしたフィーリングでグイグイ曲がる

途中で一度車を止めて
更にリアトゥを増やして2.6°にすると、、、
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これはちょっとヤリ過ぎ
エッジが掛かるような「ラジコンちっく」な旋回で好きな動きじゃないし
明らかに転がり抵抗が増えて車が重い

現状は
・転がり抵抗
・リア旋回力
・スタビリティ
の3要素でリアトゥ2.0度がベスト

ステアリングレスポンスは少しトロい感じで
癖も無く滑らかに丸く旋回するから
スピード感が全く無い
速くなっているのか遅くてなっているのか
良くわからない(笑)

旋回中の転がり抵抗が少なくなっているし
明らかに旋回中のフロントタイヤのグリップが増している(ロスが減っている)から
インフィールド全体が速くなっている

割りを喰っている感があるのが
ストレート
やっぱりフロントトゥOut 4mmが効いて速度が伸びない

ストレートが遅くなったけど
インフィールドが速くなっているから
セッティング進む方向は正解

走行後に
タイヤさんと反省会をすると
磨耗が全く違う
昨日までは4本ともOut側ショルダーまで使ってなかったんだけど
今日は
ショルダー越えてサイドウォールまで接地
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フロントは
Out側タイヤの舵角が減ってもグリップロスが減って旋回力が出ていて
リアは旋回力が増している

旋回ボトムスピードが高まってますね、、、
道理でクリップ付近で「パタっ」って真横にコケる訳だ、、、

対応策は
① イニシャルキャンバーを-方向へ
対地キャンバーが足りないならイニシャルキャンバーを増やしてショルダーへの荷重集中を減らす
フロントのトゥOutに対してキャンバースラストが打ち消す関係になるからストレートスピードが少しは取り返せる

②旋回ボトムスピードが高まり 増えた慣性に対して前後スプリングレートUpでピッチ&ロールの姿勢変化量を減らす

次はタイヤの使い方を変えてコケないようにします!

M-07のテスト&セッティングで時間使っちゃったから
M-06 の練習は1パックだけ
セッティングは触っていないから 昨日同様良く走るし操る楽しさ抜群なんだけど
M-07に比べると旋回中の転がり抵抗がちょっと大きい感じがする

次はM-06のアッカーマン&フロントトゥ調整してみます~

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